JPSの友人と話していた。
被写体は「廃墟」なんだそうだ。
私も随分前に廃校になった小学校を撮り、廃村になった村を撮り、廃寺や廃墟になったラブホテル。遂には、倒産した遊園地を撮った。そこには、置き去りにされた他人の記憶と、念のこもった道具が有った。そして地縛霊やそこに住み着いた者達の怨念を感じながらシャッターを押した。帰ると具合が悪くなり、それを1カ月も引きずったり、寝込んだりした。写真を現像すると白い光や、内面から発する力の無い(抜けた)黒でも白でも無い、色即是空。物に中途半端に着色したこの世の全ての脱力感を暗室で感じた時に「もう・・・・撮るのはやめよう」と決めた。が、友人の一言から、またもやその意欲を感じている。
少し、ネイチャーから離れてみるのもいいかもな。ここ数日、何にもやる気が起きずに映画を見て過ごしてる。毎年、6月中旬〜9月下旬は、やる気が出ない。そして決まって胃を壊し、精神がボロボロになる。そろそろ起きないとなぁ。
友人の写真集をパラパラめくり、山でニート生活を満喫する。私の心がすでに「廃墟」なんだ。