崖をよじ登り、わずかなスペースにブラインドを広げ、野鳥から気づかれない様に同化する。もちろん機材は徹底的に軽量化を図る。
まずカメラ。
・画素は2400万は欲しい。
・最低秒間10枚は欲しい
・昼間撮影なんでISOはあまり気にしない

レンズの焦点距離にさらに稼ぎたいので、APS-C 1.53倍は魅力。さて、このスペックを網羅しつつ更に軽いカメラは?

Canon 7D mkII  2020万画素。画素が足りない。910g。✖️

Nikon D500 やはり画素が足りない。2088万画素。ですが、D500はNikonは頑張りました。860g。✖️

SONY α77 II   2470万画素  720g 10枚/秒 と、条件を満たしてくれた。⭕️

三脚をカーボン製の重量耐久とやはり軽量化を重視して、マンフロット 雲台も軽量化と耐久性を重視して探したが、やはりマンフロット。

レンズは、山を移動して使う場合、私はタムロン150-600 だか、ブラインドに入ってしかも長距離を狙うので、大玉で明るく、軽量。フードの重量も軽くしたいので、収納性に勝る、取り付けフードは携帯しない。しかも万が一崖から落としても惜しみなく使える、テレコン×1.5を使用する為、500㎜ F4を基本に考え、これを迷彩テープでグルグル巻きにした(笑)。イスは運べないから、ヘラ鮒釣り用の座布団を用意し、これをすべて90Lのリックに入れた。最低限の水分、食料を入れ、防寒対策に夏用の薄いシラフ・レスキューシート。雨の対策に、冷蔵庫を出荷する際に冷蔵庫を包む、超特大の厚手の透明ビニール袋と、折りたたみ傘。小型ラジオにイヤホン。これだけで、5日〜7日は崖にへばり付いていられる。携帯はガラ系の防水の物と、アイホンをWi-Fiで使用。Wi-Fiを棒の先にガムテープで付けて高くするとアンテナ代わりになり電波を拾うからだ。GPSを使う為。ナイフ・熊除けスプレー・発煙筒・beacon・小さな固形燃料。
厳しい夏の暑さに耐える為に日陰に設置する。私はだてに身体に脂肪を蓄えているのではない。サバイバーの大半は、緊急時に痩せてる順番に死亡する。
筋力を落とさずに体力を温存できる範囲で脂肪を蓄えないとサバイバルは出来ない。暑さより飢えよりも寒さが恐い。これは自衛隊レンジャー隊員の頃の経験から来る。濡らさない。蒸らさない。そして無茶をしない。
野鳥の撮影は・・・・・・
河川敷や神社などで、大玉のすべてが高級品の機材を並べ、大声で笑いながら、何しにきてるのか?目的が今一わからない、展覧会やコンテスト目的でも無い、時間潰しをしてる「輩」などには、真似も出来ない、考えもつかない、過酷な撮影。写真撮影の極み。究極なんだ。
どうか、近隣に迷惑をかけたり、個体が住めなくなる様な「迷惑」な撮影はやめてもらいた。撮影を楽しんでいるのは、とてもいい事。どうか切磋琢磨、頑張って欲しい。だが、私はプロの写真家。
だから、私のフィールドには私以外の人間はいない。いられない。崖ぶち・密林の奥・時には水中に胸まで浸かり、気を殺して撮影する。時には車で移動して車中から撮影するとか「ゆるい」撮影もあるが、相手が危惧種になればなるほど過酷になる。本気になり、集中し、一瞬に自分の能力の最大と、機材の能力をすべて出し切る。これが私の自然に向きあう、撮影である。