今年も忙しくなるな。

清里高原の桜が咲き始め、木々が萌えるころ、
あちらこちらの巣で、フクロウが抱卵を終え、雛が
孵る。お父さんフクロウは狩りに追われ、お母さん
フクロウも忙しくなるな。

私もこのシーズンに合わせ、1年間、作戦を練り
上げて、フクロウにダメージを与えない。要は
「気づかれない」撮影をする。設置した機材や私の
気配を消して、ソッと、フクロウの生活にお邪魔する。
難しいのはシャッター音を消す事。これが難しい
フクロウは、目と耳が良すぎる。どちらも狩猟の際
にフルに使うので、小さなシャッター音を消すのが
非常に難しい。また、今年から動画の撮影も行う。

戦場の写真と同じ、背中方向からの撮影は友軍の
中に居るので容易い。しかし、敵兵と向き合う撮影は
リアル感のある撮影は出来るが、みつかったら、殺傷
する。動物も同じ。向きあっての写真は、攻撃されるか
必死の形相で逃げ出すので、背中しか撮れない。
そこで、1年間作戦を練り上げ、タイマイを叩いて、新しい
機材を導入する。

私は、前回の北海道の遠征撮影まで、太い三脚にデカイ
望遠レンズを付けて、クマタカ・ハヤブサなど目の良い
猛禽類の撮影に望んでいた。「恥ずかしい」
だが・・・・・それでも鳥の活性が上げって来ると平気で鷹が
寄って来るので、撮影していた。

しかし・・・・・それは間違いであった。
三脚に、単焦点の超望遠レンズでの撮影は、スポーツ・飛行機
など、こちらの姿が見えても問題の無い、人もしくは人工物の撮影で、
野生の動物の写真には不向き。
ましてや動物から丸見えの姿で、偽装もしくは迷彩色もしてないなら・・・・・・
それは、わざわざ動物を近づかせない・・・・・間違った撮影だ。
と、北海道の友人の写真家からアドバイスされた。
現に、聞いてみると私の周りの写真家は、ブラインドからの撮影のみ
三脚を使う。では、鳥の撮影に、湖・谷の道路上・などで砲列の様に
レンズを並べてる、あのカメラマンは?いわゆる・・・・・動物を脅かしているだけ。
撮影をしながら、世間話をして楽しむ「井戸端撮影」の暇つぶしの人々。

どうぞ・・・・・お楽しみ下さい。

私は、システムを変えた。
そして、相談してまともな返答の返ってくる方とのみしか連絡をとらない。
「井戸端撮影」・・・・・私にはそんな余裕はない。撮影を楽しむ?言語道断。
「向上心」あるのみ。鳥にダメージを与えたり、環境を考えない撮影。

私には「恥ずべき反省すべき汚点」がある。調子づいてしまいました。

私は、砲列を組み、デカイ声で話、「井戸端撮影」をしてました。
また、撮影に邪魔になる木を切ってしまった事も1度ある。

反省しています・・・・・・本来は人のお手本にならなくてはならない私が、
調子づいて・・・大変な過失を犯してしまいました。自首するつもりです。
そして懺悔して罪を償いこの経験値を生かし過ちの無いように今後は進みたい。

気配を消して、フクロウの生活を少しだけ見せてもらいたい。
そんな思いで望んだら・・・・・・フクロウが狩りをして巣に帰ってくる
シーンを激写できました。やはり・・・・・向き合っての撮影は成功すると
感動します・・・・・・・。
IMG_0108_900同化してしまい、小さい画面だと見難いかもしれません。

私も福田さんの様に
「フクロウ生活」なるものをアップしてみようかな・・・・・・(笑)

山梨の生活も2年が経過します。
生活にも慣れて、「分別」がついてきました。お友達も増えました。
ありがたいことです。

フクロウは敏感で、フクロウの棲む森は豊かな森です。「森のバロメーター」なのです。私はフクロウを通じ、この森の自然保護を写真絵本を通じ、訴えていきます。それは・・・・私の使命だからです。「続・八ヶ岳のフクロウ」を発刊するべく頑張ってまいります。

※ 私のフクロウの撮影は、ストロボ・スポットなどダメージを与える夜間撮影や、木を伐採したり、止まり木を立てたりなど、環境を変える撮影は一切しません。

適切な露出を得られる、昼間の撮影のみをいたします。