「フクロウは可愛い。」

賢者・哲学者・番人・・・・色々言うが・・・・・・
大自然では弱肉強食は繰り広げられていて
それはそれは、過酷なんです。

食物連鎖の長。

優しい可愛らしいその表情は、特に「食」す時に
悪魔の形相となる。

小さな嘴は、カミソリの様によく肉を削ぐ。
大きなねずみの腹を裂き、嘴で肉を削ぎ落として
口の周りを血だらけにして、解体する。

小さなおちょぼ口は、顔半分くらい裂けて
大きな洞窟の様な食道。10cm位のねずみを
上を向いて白目をむいて、丸呑みする。

シマフクロウなんぞ、体調70cm位の身体で、
30cm位の渓魚を丸呑みする。

来年のフクロウの撮影は、この究極の
悪魔の形相のフクロウを捉えたい。

こんな写真は、僧侶「嶽堂」にしか撮れない。
そんな生と死の真ん中の線を描きたい。

野生の弱肉強食に存在するフクロウ。
これを表現したい。

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狙いをつけ、音もなく忍び寄り、
飛び込む。

次の瞬間、狙われた獲物は即死。

狙われた獲物は、何が起きたのか?
判らないまま・・・・・・多分、痛さも感じず、何が起きたかも知らないまま。

魂のやり取りに十分すぎる「瞬殺」
命の時間のやり取り。

これがまさしく、弱肉強食の世界。

レンズを通して、描くにも瞬間過ぎる
出来事。キャノン最高峰のカメラでしても、暗闇の瞬間を押させるのは、難しい。

まさに・・・・・・死の間合いである。


写真はシマフクロウの狩の瞬間。

八ヶ岳のフクロウではまだ、この瞬間が捉えられない・・・・・・・・